異業種での採用を勝ち取ろう

未経験の業種にチャレンジしたい方への手引き

通訳・翻訳家もニーズが高い

ニーズが高まる職種の一つが通訳・翻訳家です。
国際化が進み、海外に旅行に行く人や海外から日本に来る人、海外の書籍に触れる人が増えています。
しかしその国の言葉がわからない人も多く、通訳・翻訳家のニーズが高まっているのです。
日本語の他に得意な外国語がある人は、通訳・翻訳家という道を考えてみてはいかがでしょうか。

非正規雇用からでもチャンスは掴める!

まったく経験のない業界に転職する場合は、いきなり正社員を目指そうとするとハードルが高くなってしまいます。ですから、アルバイトや派遣などの非正規雇用からスタートするという方法にも注目してみましょう。

正規雇用なら、採用試験もパスしやすくなりますし、簡単な仕事からはじめられるので、安心感もあります。また、派遣の場合は、契約期間満了後に正社員雇用の契約を結べるチャンスもあるので、選択肢の一つに加えてみる価値はあると思います。

異業種への転職で欠かせない心構えとは

異業種への転職では、同業種への転職とは異なる心構えが必要です。安易な気持ちで準備をして面接に挑むと、早い段階で落とされてしまいかねないので注意しましょう。

重要な心構えとしてまず挙げられるのは、業種に対する知識がまったく無い場合には採用される可能性が低いと考えて対策を取ることです。業界研究を十分に行い、志望先の企業の様子だけでなく、業界全体でのパワーバランスや新参企業の動向なども押さえておくのが大切です。

志望する職種によってしっかりと押さえておくべき領域にも違いがあるので、職種ごとに重要なポイントをいくつかリストアップして業界研究を進めると良いでしょう。異業種への転職の際は、このような知識の基盤を事前に作るという心構えが必要なのです。

もうひとつの心構えとして挙げられるのが、企業が求めている人材として振舞えるようにすることです。異業種でなくとも考え方として必要なのは同じですが、どのように準備に取り組むべきかが異業種への転職では異なります。

入社してから何を目指したいのかを明確にして企業の事業方針と一致させるようにするのが骨子ですが、なぜ前の業種ではできなかったのかについても言及できるように考える必要があります。これは転職の動機や志望理由にも直結することなので、綿密に練って説得力のある説明ができるようにしておきましょう。

企業の事業方針にいかにして関連性を持たせられるかも評価されるので、分かりやすくまとめておくことが肝心です。異業種への転職を成功させるには、«天職かも?異業種へのジョブチェンジ!»も併せて読むとよりポイントが押さえられます。